2011年10月27日木曜日
取り残された稲。
収穫を諦めたのでしょうか?。
周りは稲刈りも終わり、冬が近いことを感じる風景の中、そこだけ稲が取り入れられずに残されていました。
よく見ると、ヒエが半分以上占拠していました。
意図的に飼料用に作っているのかどうかわかりませんが、不思議な田んぼです。
もっとも精米や脱穀の時に選別できますが。
ヒエも五穀に含まれており昔からたべられていました。
江戸時代の、お百姓さんは米を食べれなかった、というのは嘘だそうで、当時の人口は三千万人で取れるお米は3000万石(一人で1石=一升の100倍で1年間生活)農業人口は9割残りの1割の人間が食べきるるわけありません。
当時の人は一日4合のご飯を食べていたそうでうです。(一升は1.8リットル1合×10合=一升)
酒の原材料にもなるので一概には言えませんが。
大飢饉も江戸時代に数回有り、それなりに大変だったみたいですね。
お米を食べる量は年々減ってきており、一人が1年間に食べる量でみると、昭和35年には114.9kgでしたが、平成16年には61.5kgと、ほぼ半減しています。
このため、全国における米消費量も減少しており、平成16年に日本人が食べたお米の量は、727万トンにまで減っています。
ちなみに玄米は殆どの栄養素が含まれているため玄米だけで生きていけるそうです。
ダイエット効果や色々な疾患や疾病に効果有りとか。
ただ美味しくないというのがネックですね。
米一合は約180ミリリットル、カロリ-は580~590キロカロ-成人男性の基礎代謝は1200~1600キロカロリ-女性は1000~1300キロカロリ-なので米3合で、少々の副食で生きられます。
必要な栄養素が有れば粗食が健康には良いようです。
ヒエが繁茂する原因のひとつは育成時に水の張り方が低いとヒエの育成条件に合うのでこんな状態になるとか。
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